2014年11月10日

親鸞から一遍へ

「南無阿弥陀仏」(15)

柳宗悦  1889-1961
nuneyoshi yanagi

1991.8.6 第2刷発行(岩波文庫)

<親鸞から一遍へ>
浄土宗の異流に浄土真宗がある。親鸞が開祖である。
親鸞はひとえに師法然の教えを守ろうとした。

彼は他力門の教えを純化し、一切の自力的要素を
棄て去り、ただただ弥陀の慈悲そのものに万事を
委ねることを求めた。念仏よりも信心を重くみた
のである。

法然の門弟のうち、最も深く念仏義を思索した証空
の門弟聖達に道を教えられたのが一遍である。

一遍が生まれた時、法然はすでになく、親鸞は66歳
であった。
一遍が活躍した時代は、道元、日蓮が活躍した時代
でもあった。
念仏の一門は一遍に来て、その最後の花を美しく
開いた。「南無阿弥陀仏」の六字は彼においてその
意味が最も徹底された。

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