漱石の英語学習法
「漱石「こころ」の言葉」(4)
矢島裕紀彦(編) 1957-
yukihiko yajima
2014.6.20 第1刷発行(文春新書)
<信用>
「信用を得るにはどうしても勉強する必要がある。」
(「落第」)
<利他>
「少しは人のために何かしなくっては心持ちの
わるいものだ。」
(「それから」)
<英語学習法>
「英語を修むる青年はある程度まで修めたら辞書を
引かないで無茶苦茶に英書をたんと読むがよい。
少し解らない節があってそこは飛ばして読んでいって
も、ドシドシと読書してゆくとしまいには解るように
なる。また前後の関係でも了解せられる。それでも
解らないのは滅多に出ない文字である。
要するに、英語を学ぶものは日本人がちょうど国語
を学ぶような状態に自然的慣習によってやるがよい。
即ち、幾遍となく繰り返し繰り返しするがよい。」
(「現代読書法」)
矢島裕紀彦(編) 1957-
yukihiko yajima
2014.6.20 第1刷発行(文春新書)
<信用>
「信用を得るにはどうしても勉強する必要がある。」
(「落第」)
<利他>
「少しは人のために何かしなくっては心持ちの
わるいものだ。」
(「それから」)
<英語学習法>
「英語を修むる青年はある程度まで修めたら辞書を
引かないで無茶苦茶に英書をたんと読むがよい。
少し解らない節があってそこは飛ばして読んでいって
も、ドシドシと読書してゆくとしまいには解るように
なる。また前後の関係でも了解せられる。それでも
解らないのは滅多に出ない文字である。
要するに、英語を学ぶものは日本人がちょうど国語
を学ぶような状態に自然的慣習によってやるがよい。
即ち、幾遍となく繰り返し繰り返しするがよい。」
(「現代読書法」)