2014年04月30日

武士道

「学生との対話」(14)
小林秀雄
hideo kobayashi 1929-1983

2014.3.30 発行(新潮社)

<武士道>
武士道という哲学みたいなものを初めて書いた
人は山鹿素行です。

武士は仕事をしないで、禄をもらっている。
だから責任はある。農民は激しく働いているから
責任はない。

武士は町民、農民を指導しなければならない。
だから学問をしなければならない。
武士道というのは「いいか、おまえはインテリ
なのだ」という思想です。

「今のインテリというのは、いったい何ですか。
労働もしない。生産もしない。諸君は責任を果た
さなきゃいけない。諸君は食わせてもらっている
のだ。だから責任はある。」
山鹿素行の思想はちっとも古くはない。

posted at

2014年04月

2014年04月29日

2014年04月28日

2014年04月27日

2014年04月26日

2014年04月25日

2014年04月24日

2014年04月23日

2014年04月22日

2014年04月21日

2014年04月20日

2014年04月19日

2014年04月18日

2014年04月17日

2014年04月16日

2014年04月15日

2014年04月14日

2014年04月13日

2014年04月11日

2014年04月10日