2014年02月08日

司馬遼太郎の吉田松蔭

「吉田松陰を語る」(3)
奈良本辰也、河上徹太郎、司馬遼太郎、橋川文三
松本三之介、桑原武夫、保田与重郎、村上一郎、
海音寺潮五郎、田中彰

1990.2.10 新装版第1刷発行 (大和書房)

<司馬遼太郎の吉田松蔭>
司馬:「器ということで考えると、松蔭は思想家の中では
最も根源的な存在だと思う」

「私(司馬)は、松蔭を子供の時からあまり好きでなく、
大人になってふと興味を持った時に、こんな純粋で
純真な人がいたかと驚いたわけです。」

「日本の歴史の中で、純粋な意味での思想的体質を持った
人間というのは、松蔭だけじゃないかと思います。」

「明治初年に彼(松蔭)が成人していれば、クリスチャンに
なり、明治中期に生まれていれば、漱石を超える文学者に
なったかもしれない。」

「あの時代に漢文を借りずに自分の意志なり思想なり、
天下の情勢なりを、あれだけしっかりと表現できた人は、
松蔭以外にいない。幕末における最大の文章家の一人
と思わざるを得ない。」

「われわれの民族の持った最大の教育者というのは、
正岡子規と吉田松陰の二人きりだろうと思います。」

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