2014年02月28日

信長以前、日本に「玉砕の思想」など存在しなかった

「信長」(5)
--近代日本の曙と資本主義の精神--
小室直樹 1932-2010
naoki komuro
2010.6.2 第1刷発行 (株式会社ビジネス社)

<信長以前、日本に「玉砕の思想」など存在しなかった。>
玉砕の思想は日本の特産物だと思っている人が多い。
戦国武士は、捕虜になることを、少しも恥としなかった。
敵に降伏することは、日常茶飯事であった。捕虜になって
降伏すれば敵に仕える。戦国時代においては、普通のこと
だった。

中国だと、何十万人でも穴埋めにする。
ローマだと、大概、奴隷にする。

敵の捕虜をそのまま戦士として使うのが日本のやり方で
ある。

大東亜戦争時、アメリカは捕虜になった日本人の忠誠に
驚いた。どんな秘密でも拷問にも掛けられないのにベラベラ
と喋り、協力的だったのだ。
それは、「捕虜になってはならない」という意識が剥がされ
ると、本来の日本的特徴が出てきた為であった。
ある人は、将棋にたとえてこれを説明する。確かに、敵から
とった駒を自分の駒としてつかう遊びは将棋だけだ。

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