2013年04月09日

北原白秋1885-1942 57歳

「人間臨終図巻(2)」(64)

山田風太郎 1922-2001
fuutaro yamada

2001.03.15 初版(徳間文庫)

<北原白秋1885-1942 57歳>
白秋は52歳のときに視力に異常をおぼえて原稿が
読めなくなった。糖尿病と腎臓病による眼底出血
である。以後彼は薄明の世界に住むことになった。

56歳で歩行困難、呼吸困難におちいった。

彼は逆療法として、腎臓病には禁物の塩を摂取しは
じめた。その結果、彼は狂喜していう。
「奇蹟が私の肉体上に起こってきた。・・一切の薬物
を排し、塩をなめ、水を喫し、五味を摂取しておおい
に活力を盛り返した。・・私は5年間の薄明生活から
煌々たる白日のもとに眼を見張っている。見えて来た
のだ。・・・」

しかし、その後、また病状は悪化し、息を引き取った。

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