2005年04月26日

老年論

モンテーニュ1533-1592
Michel Eyquem de Montaigne

「エセー」(60)


<老年論>
「私は偉大な、豪勢な、豪奢な快楽よりも、むしろ
甘美で、容易な、手近の快楽を欲する。」

「青年には剣と、馬と、槍と、棍棒と、毬(まり)と、
水泳と、競走をもたせよ。われわれ老人には数ある遊戯
の中で、サイコロとカルタだけを残しておいてくれれば
よい。」(キケロ「老年論」)

「病める精神はいかなる苦痛にも堪えられない。」
(オイディウス「黒海便り」)

「ひびの入ったものを割るにはほんのわずかの力があれ
ば足りる。」
(同上)

「悲しみは諧謔でまぎらすべきである。」
(シドニウス・アポリナリス「書簡」)
注:諧謔(かいぎゃく):おもしろい気の利いた言葉。
  おどけ。しゃれ。滑稽。ユーモア

「私は快活で愛想のよい賢さは好きだが、いかめしい顔
つきはどれも信用しないから、謹厳で厳粛な生き方を敬
遠する。」

「暗い顔の悲しい傲慢さ。」
(ブカナン「洗礼者ヨハネ」)


panse280
posted at 22:42

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