2012年09月10日

魂は不死である

「国家(下)」(21)
--正義について--
(BC375年頃、プラトン50〜60歳の作)
プラトン
platon bc427-bc347
藤沢令夫 訳

1979.06.18 第1刷発行(岩波文庫)

<魂は不死である>
「君は気づいていないのかね。われわれの魂は
不死なるものであって、けっして滅び去ること
がないということに?」

「あなたには、それがそうだと確言できるので
すか?」

「当然できなければならぬはずだ。・・・何も
特別むずかしいことではないのだから」

<われわれが発見したこと>
「われわれが発見したのは、正義はそれ自体と
して魂それ自体にとって最善のものであるとい
うこと、・・・魂は必ず正しいことを心がけな
ければならぬ、ということだったね?」

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