2010年12月31日

2010年今年のニュース

2010大晦日 今年の一字「暑」

今年のニュース
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1 ノーベル平和賞劉暁波氏(中国)受賞 (中国崩壊の序曲か?)

2 尖閣諸島の中国漁船衝突事件(無防備な日本の防衛)

3 ウィキリークスが外交機密暴露(ネット情報が世界を揺るがす)

4 小惑星探査機「はやぶさ」帰還(低予算でも頑張る日本技術者)

5 所在不明高齢者問題(壊れる日本の心)

6 iPhone4/iPad発売/twitter(スマートフォン元年)

7 ノーベル化学賞に根岸氏、鈴木氏(問われる日本の教育)

8 113年間で最も暑い夏(地球が変だ、地球環境問題)

9 3D製品の登場/新家電続々登場(家電革命)

10 日本を買い漁る中国の富裕層

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・・・日本の将来を決めるものとは?・・・・

<三島由紀夫「最後の演説」>
「そもそも日本は、経済的繁栄にうつつを抜かして、
ついに精神的空白状態に陥って、政治はただ謀略、自己
保身だけ。作り上げられた体制は何者に歪められたんだ!
これは日本でだ。ただ一つ、日本人の魂を持っているのは、
自衛隊であるべきだ。・・・
去年の10/21から1年間、俺は自衛隊が怒るのを待っていた。
もうこれで憲法改正のチャンスはない!自衛隊が国軍になる
日はない!建軍の本義はない!それを私は最も嘆いていた
んだ。自衛隊にとって建軍の本義とはなんだ。日本を守る
こと。日本を守るとはなんだ。日本を守るとは、天皇を
中心とする歴史と文化の伝統を守ることなんだ。
・・・
いま日本人がだ、ここでもって起ち上らなければ、自衛隊が
起ち上らなきゃ、憲法改正ってものはないんだよ。諸君は
永久にだねぇ、ただアメリカの軍隊になってしまうんだぞ。
諸君の任務というものを説明する。アメリカからしかこな
いんだ。
・・・・
諸君は武士だろう。武士ならば、自分を否定する憲法を、
どうして守るんだ。どうして自分の否定する憲法のため、
自分らを否定する憲法というものにペコペコするんだ。
・・・
俺といっしょに起つ奴はいないのか。一人もいないんだな。
よし!・・・それでも武士か!・・・
諸君は憲法改正のために起ち上らないと、見極めがついた。
これで、俺の自衛隊に対する夢はなくなったんだ。
それではここで、俺は、天皇陛下万歳を叫ぶ。」
(1970年11月25日 自衛隊市ヶ谷駐屯地バルコニーで演説より)

注)10/21:新宿で行われた反戦デーのデモが警察力で
制圧された。これによって治安出動なしで、警察権力のみ
でいかなるデモも鎮圧できることになった。つまり
憲法改正が不可能になったのだ。

三島が自衛隊に望んでいたことは、
自衛隊の名誉回復
日米安保体制からの脱却と自主防衛
の2点に集約される。

「私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。
このまま行ったら「日本」はなくなってしまうのではない
かという感を日ましに深くする。日本はなくなって、その
代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間
色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角
に残るのであろう。それでもいいと思っている人たちと、
私は口をきく気にもなれなくなっているのである。」
(三島由紀夫)

<日本国憲法はいかにして採用されたか>
吉田茂の「回想十年」によれば、その時
ホイットニーは次のように言ったそうである。
「マッカーサー元帥はかねてから天皇の地位に
ついて深い考慮をめぐらせていたが、この草案
にもとづく憲法改正を行うことが、その目的に
かなう所以(ゆえん)であり、しからざる限り、
天皇の一身を保証することはできない」

これは明らかな脅迫である。
・・・
吉田茂は苦痛に顔をゆがめながら、後者を選んだ。
吉田茂ならずとも、いやしくも日本国民の運命に
責任を持つ当時の政治家なら、同じ態度をとった
にちがいない。
”平和憲法”は日本のためのものではなく、連合国
のために「日本を明治維新前の四等国に押しもどす」
占領基本法にすぎないことを知りつつ、それを
呑まざるを得なかった。

<アメリカの日本弱体化計画としての日本国憲法>
・・日本が敗れた日の「ニューヨークタイムズ」社説・・
--唯一白人に刃向かった有色人種である日本人が二度と
立ち向かえないように--
「この怪物は倒れはしたが、決して命を失っておらず
、未だ非常に危険な存在だ。よってこの怪物の牙と骨
を徹底的に抜き去り、解体しなければならない。この
作業は戦争に勝つよりむずかしいかもしれないが、
われわれはアメリカのために、世界のためにも永久に
でも、この作業を続けなければならない。」


では、良いお年を!

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