2010年04月08日

日本語の誕生

「本居宣長(上)」(40)
小林秀雄
hideo kobayashi
1902-1983
平成4.5.25.発行(新潮社)

<日本語の誕生>
音読みの漢字だらけの書物から、訓読みという
発明、その格闘は「古事記」を読めば多少は
想像できるだろう。

「日本語に関する、日本人の最初の反省が「古事記」
を書かせた。日本の歴史は、外国文明の模倣によって
始まったのではない、模倣の意味を問い、その答えを
見付けたところに始まった、「古事記」はそれを
証している。言ってみれば、宣長は、そう見ていた。」

<自分たちの言語を作らなければ文化は伝わらない>
「宣長に言わせれば、「そのかみ世のならひとして、
万ノ事を漢文に書き伝ふとては、其の度ごとに、漢
文章に牽(ひ)かれて、本の語は漸くに違ひもて
ゆく故に、かくては後(のち)ついに、古語は
ひたぶるに滅(うせ)はてなむ物ぞと、かしこく所
思看(オモホシメ)し哀(カナシ)みたまへるなり」」

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