2009年09月09日

イワン・イリイチの死(トルストイ)

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショーペンハウアー」(3)
遠山義孝(清水書院:人と思想)
昭和61年8月30日発行

<イワン・イリイチの死(トルストイ)>
ショウペンハウアーの哲学をよく表現したもの。

「この小説は、一人の平凡な男の臨終の心理を
描いたものである。・・・些細な事故がきっかけ
で不治の病にとりつかれた主人公が、長い間の
肉体的苦痛と、一生涯苦労して築いてきた快適な
生活に対する執着のために、非常な苦悩を味わった
のち、ついには人生の自己否定によって救われる。
それは特別に崇高な宗教的回心によるものではなく、
過去の生活の無意味さや無価値さを悟ることによって
なされる。イワン・イリイチはただ世俗的に過去を
振り返り、成功と見えた人生がむなしかったと気づく
にすぎないのであるが、そう気づいた瞬間、彼には
死が徐々に親しげなものに見え始めるという内容
である。」


イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ (光文社古典新訳文庫)イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ (光文社古典新訳文庫)
著者:トルストイ
販売元:光文社
発売日:2006-10-12
おすすめ度:5.0
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