2008年11月09日

死を恐れない者とは

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(7)」(165)
--「意志と表象としての世界(全四巻)」の第四巻補足--(35)

<死を恐れない者とは>
「死において無に帰すことを最も恐れざる者、それは、彼が
只今すでに無であることを、彼の内にあっては認識が意志を
焼き尽くし食い尽くした為にもはや彼の個体としての現象に
はなんらの関心もなく、したがって彼の内にあっては意志が、
個体としての生存に対する欲望がもはや尽き果ててしまって
いることを、認識した者にほかならない。」

あらゆる存在者の雑多性、個体性、エゴイズム、憎悪、悪意
これらは全て「意志の肯定」という同一の根から生ずる。
これに反し、あらゆる有徳な行いは「意志の否定」という
根から生ずる。

(第四十八章 生への意志の否定に関する学説について)

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