2008年08月11日

カント哲学の致命的欠陥

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(4)」(76)
--「カント哲学の批判」--(4)
(「意志と表象としての世界」付録)


<カント哲学の致命的欠陥>
「直観的な世界は、われわれの認識の抽象的な部分よりも
限りなく有意義で、普遍的で、内容が豊かである。それど
ころか、これこそ主眼点の一つなのであるが、カントはど
こにおいても直観的な認識と抽象的な認識とをはっきりと
は区別しなかったのである。
まさにこれがために、やがてわれわれに解るであろうよう
に、おのれ自身との解決しがたい諸々の矛盾の中に巻き込
まれてしまったのである。」

<カントさん理性って何?>
「カントが理性とは何であるかをただの一度もきちんと
十分に規定しなかったということは驚くべきことである。」

「それ以前に、そもそも一体、概念とは何であるのか、こ
れをともかく本当に調べておくべきであった。けれども
かくも必要な区別すら、残念なことには全くなされていな
かったのである。」

「彼には十分によく考えるということが欠如していた。そ
のために彼は、直観とは何か、反省とは何か、概念とは、
理性とは、悟性とは何か、というような問いを見過ごして
しまった。」

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