2008年07月10日

悪意ある人間の根本要素

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(3)」(46)
--「意志と表象としての世界」--

<第四巻 意志としての世界の第二考察>
--自己認識に達した場合、生への意志の肯定と否定--

<悪意ある人間の根本要素>
悪意ある人は、彼自身の人格と他の全ての人格との
間の全面的な区別に固執している。

激しくおびただしい意欲は、激しくておびただしい
苦しみをともなう。きわめて悪意のある人の顔には
内面の苦しみが刻みつけられている。彼らが外面的
な幸福をすっかり手に入れた時ですら、擬装する事
を辞めればただちに不幸に見えるのである。

彼らの内面的な苦悩は他人の苦しみを見ることで
癒される。そして他人の苦しみはいまや彼にとって
目的そのものになる。

「この喜びは単なるエゴイズムに由来するのではなく、
私欲にためのものではない喜びなのである。かかる
喜びこそ本来的な悪意であって、それが昂ずると
残忍さになる。」

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