2008年06月10日

意欲

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(2)」(16)
--「意志と表象としての世界」--

<第二巻 意志としての世界の第一考察>

<意欲>
「意欲はその本質の全体からすれば、動機によって
説明することはできない。それは与えられた時点に
おける意欲の現われを規定するにすぎず、私の意志
が示されるきっかけとなるだけである。」

「意志そのものは動機の法則の領域外にある。」

「何ゆえに私は総じてこれを意欲しあれを意欲しない
かとたずねても、それに答えることは不可能である。
何故なら正に意志の現象のみが根拠律に従っている
からである。意志そのものはそうではない。その
かぎり(で)意志(に)は根拠がないと言わなければ
ならない。」

「行為が動機によって根拠づけられていることは、行為
の本質自体がそれ自身では根拠をもたない意志であること
とまったく矛盾しない。その訳は、あらゆる形態の根拠律
が認識の形式にすぎず、したがってその妥当性は表象、
現象、すなわち意志の目に見えうる形態にのみ及び、
目に見えるようになる当の意志そのものには及ばない
からである。」
(第二十節)

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