道元をみつめて
道元1200-1253
dougen
「正法眼蔵」(12)
<道元をみつめて>
四十八年道元と向き合ってきた増谷氏も始めは
「正法眼蔵随聞記」にある、
「学道の人は先ず須(すべからく)貧なるべし」
「学道の人は最も貧なるべし」
「学道の人、衣糧を煩ふことなかれ」
「貧なるが道に親(したし)きなり」
という言葉が理解できなかったという。
しかし、今は理論的にも体験的にもわかって
きたという。
今の増谷氏は言う。
「まず衣食の心配がないようにしておいて、それ
から心おきなく勉強しようなどというものがあれ
ば、いまのわたしは、はっきり、「君は学問を
する資格がない」ということができる。」
dougen
「正法眼蔵」(12)
<道元をみつめて>
四十八年道元と向き合ってきた増谷氏も始めは
「正法眼蔵随聞記」にある、
「学道の人は先ず須(すべからく)貧なるべし」
「学道の人は最も貧なるべし」
「学道の人、衣糧を煩ふことなかれ」
「貧なるが道に親(したし)きなり」
という言葉が理解できなかったという。
しかし、今は理論的にも体験的にもわかって
きたという。
今の増谷氏は言う。
「まず衣食の心配がないようにしておいて、それ
から心おきなく勉強しようなどというものがあれ
ば、いまのわたしは、はっきり、「君は学問を
する資格がない」ということができる。」