2006年04月30日

<藤原時代(900-1200)>

岡倉天心1863-1913
tenshin okakura

「東洋の理想」(21)


<藤原時代(900-1200)>
インドの理想の把握を完了。
「日本人は、いっそうインド人に類似すること
によって、中国人よりは有利な立場に立っている。
すなわち中国人は、儒教に表現されているあの強い
常識によって、いかなるものにせよある単一の動機
を、そのあらんかぎりの熾烈さにまで均衡を失して
発展せしめることをしないように抑止されているから
である。」

「当時の過度の洗練にとっては、有用な務めのごとき
は、身を賤しめる、かつ不純なもののように思われ、
したがって、金銭を取り扱ったり武器を使用したりす
ることは、下賤の階級にのみふさわしい職務と思われた・」


「軍隊の司令長官が馬にまたがることさえできず、近衛
の大将が、当時の流行となった重い甲冑を身につけてみ
ると、身動きができなかった・」

下級として軽蔑されていた天皇末裔の源平両氏が、
藤原氏に取って代わる。

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