2004年09月30日

天下第一の観相(人相)師

神坂次郎1927-
jiro kousaka

「だまってすわれば」-観相師・水野南北一代-

髪結に弟子入りして”顔”を眺め、
風呂屋の下働きをして”人体”を眺め、
火葬場の人足をして”死者の顔”を眺めた
「黙って座れば、ぴたりと当たる」と言われた
天下第一の観相師の一代記である。

人は四十を過ぎなくても自分の顔に責任を持た
なければいけない。動物、子どもは偽善者を簡
単に見分ける。大人は欲が絡んで、次第にその
直観を喪っていく。
人相見(観相師)は、人物観察のプロであるが、
全ての仕事は、万事、”観察”から始まる。

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