2005年04月11日

古今東西、変わらない嘆き

モンテーニュ1533-1592
Michel Eyquem de Montaigne

「エセー」(45)


<古今東西、変わらない嘆き>
「現代の人々に共通な真の罪業は、引退の生活さえも
腐敗と汚辱に満ちており、匡正(きょうせい)の観念
さえも曇っており、贖罪さえも罪過とほとんど同じく
らいに、病的で誤っていることである。
ある人々は生まれつきの愛着か長い間の習慣によって
、不徳にへばりついているために、そのことの醜さに
気がつかずにいる。」


panse280
posted at 21:03

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