自害と褒美
モンテーニュ1533-1592
Michel Eyquem de Montaigne
「エセー」(40)
<結果と行動>
「ポンペイウスの一兵士は、敵側にいる自分の兄弟
をそれと知らずに殺したが、恥辱と悲嘆のあまりそ
の場で自害した。
ところが、・・・ある兵士は自分の兄弟を殺したこ
とで大将たちに褒美を要求した。(タキトゥス「
歴史」)」
<有能の人>
「知識のある人はすべてについて知識があるとは限ら
ない。だが、有能な人は、すべてについて有能である。
無知にかけてさえも有能である。」