2005年03月21日
栄誉について
モンテーニュ1533-1592
Michel Eyquem de Montaigne
「エセー」(24)
<栄誉について>
「世界中の栄誉も、理性ある人にとっては、これを
得るために指一本のばすにも値しない」
「「なんじの生活を隠せ」という(エピクロスの)
教訓は、人々に公の仕事や交際にかかずらうことを
禁ずるものであるが、これはまた必然的に、栄誉を
軽蔑することを前提とする。
なぜなら、栄誉は、人前にあからさまに見せる行為
に対する世間の称賛であるからだ。」
「アリストテレスは、栄誉に、外的な幸福のうちの
第一位を与えている。そしてこれを求めすぎること
も避けすぎることも両極端の悪として避けるように
教えている。」
(アリストテレス「ニコマコス倫理学」)
「立派な婦人は誰でも、自分の良心を失うよりは
むしろ名誉を失うほうを選ぶ。」
Michel Eyquem de Montaigne
「エセー」(24)
<栄誉について>
「世界中の栄誉も、理性ある人にとっては、これを
得るために指一本のばすにも値しない」
「「なんじの生活を隠せ」という(エピクロスの)
教訓は、人々に公の仕事や交際にかかずらうことを
禁ずるものであるが、これはまた必然的に、栄誉を
軽蔑することを前提とする。
なぜなら、栄誉は、人前にあからさまに見せる行為
に対する世間の称賛であるからだ。」
「アリストテレスは、栄誉に、外的な幸福のうちの
第一位を与えている。そしてこれを求めすぎること
も避けすぎることも両極端の悪として避けるように
教えている。」
(アリストテレス「ニコマコス倫理学」)
「立派な婦人は誰でも、自分の良心を失うよりは
むしろ名誉を失うほうを選ぶ。」