2005年03月17日
理解の仕方はただ一つ
モンテーニュ1533-1592
Michel Eyquem de Montaigne
「エセー」(20)
<人間の能力の程度は一事が万事である>
「一つの物が他の物よりも、より多く、あるいは
より少なく、理解されるということはありえない。
なぜなら、すべての物についての理解の仕方はただ
一つだから。」
(キケロ「アカデミカ」)
<言葉の意味>
「万物はその中に外見どおりのものをもっている」
(ヘラクレイトス)
「事物はその中に、けっして外見どおりのものを
もたない」
(デモクリトス)
上記二人の意見は実は、同じなのである。
言葉の意味とは、言葉にはなく、誰がそれを言った
かにある。
<こんな男は嫌われる>
「ソクラテスの妻が、「おお、よこしまな裁判官た
ちが不正にも夫を死刑にする」と言って悲しむと、
ソクラテスは「それならおまえは私が正当な理由で
処刑されたほうがいいと言うのか」と答えた」
Michel Eyquem de Montaigne
「エセー」(20)
<人間の能力の程度は一事が万事である>
「一つの物が他の物よりも、より多く、あるいは
より少なく、理解されるということはありえない。
なぜなら、すべての物についての理解の仕方はただ
一つだから。」
(キケロ「アカデミカ」)
<言葉の意味>
「万物はその中に外見どおりのものをもっている」
(ヘラクレイトス)
「事物はその中に、けっして外見どおりのものを
もたない」
(デモクリトス)
上記二人の意見は実は、同じなのである。
言葉の意味とは、言葉にはなく、誰がそれを言った
かにある。
<こんな男は嫌われる>
「ソクラテスの妻が、「おお、よこしまな裁判官た
ちが不正にも夫を死刑にする」と言って悲しむと、
ソクラテスは「それならおまえは私が正当な理由で
処刑されたほうがいいと言うのか」と答えた」