2005年03月15日
プラトンの両親
モンテーニュ1533-1592
Michel Eyquem de Montaigne
「エセー」(18)
プラトンは神の子だったというお話
<プラトンの両親>
「アテナイでは、プラトンが父方も母方も神々の出で
あり、一族の共通の祖先としてネプトゥヌス神をいた
だいているということだけではまだ足りないみたいに、
次のことがまことしやかに信じられていた。
すなわち、アリストンは美しいペリクティオネを物に
しようとして果たすことができなかった。
そして夢の中でアポロンの神から、彼女が分娩するま
では、無垢のまま手を触れずにおくようにとのお告げ
を受けた。
このアポロンとペリクティオネの間に生まれたのが、
プラトンだというのである。」
「母、間人皇女は救世観音が胎内に入り、皇子を身籠
もった」という聖徳太子出生伝説を思い出させる。
Michel Eyquem de Montaigne
「エセー」(18)
プラトンは神の子だったというお話
<プラトンの両親>
「アテナイでは、プラトンが父方も母方も神々の出で
あり、一族の共通の祖先としてネプトゥヌス神をいた
だいているということだけではまだ足りないみたいに、
次のことがまことしやかに信じられていた。
すなわち、アリストンは美しいペリクティオネを物に
しようとして果たすことができなかった。
そして夢の中でアポロンの神から、彼女が分娩するま
では、無垢のまま手を触れずにおくようにとのお告げ
を受けた。
このアポロンとペリクティオネの間に生まれたのが、
プラトンだというのである。」
「母、間人皇女は救世観音が胎内に入り、皇子を身籠
もった」という聖徳太子出生伝説を思い出させる。