2005年03月14日

存在とは

モンテーニュ1533-1592
Michel Eyquem de Montaigne

「エセー」(17)

<存在とは>
私の、「存在論」の結論は、以下、ルクレティウス
の言葉と同じである。
「宇宙の中に唯一のものは何もない。単独で生まれ、
単独で生長するものは何もない。」
(ルクレティウス2-1077)

注:ルクレティウス
Titus Lucretius Carus BC94-BC55
「物の本質について」(岩波文庫)

自分というものは、考えてもわからない。
自分がどんな人間と付き合い、どんなことに関わって
いるか、ということが、即ち、「自分」なのだ。

「あるらしく見えるものの中で無以上のものは何もな
い。不確実以外に確実なものは何もない。」
(ナウシファネス)
これは、まるで量子力学の世界である。


パルメニデスは、あるものは「一」だけである、と言
い、ゼノンは「一」すらも存在しないという。
「もし「一」があるとするならば、他のものの中にあ
るか、それ自身の中にあるかのいずれかである。
他のものの中にあるとすれば、それは二つである。
それ自身の中にあるとしても、含むものと含まれるも
のとで、やはり二つである。」

「人間は実に愚かである。一匹のダニもつくれないく
せに、何ダースもの神をつくる。」


panse280
posted at 22:20

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