2005年02月23日

名前の力・音楽の力

モンテーニュ1533-1592
Michel Eyquem de Montaigne

「エセー」(6)


<no46 名前について>

<ノートルダム寺院の場所は、暴行者の家>
「ポアチエにあるノトル・ダーム・ラ・グラン寺院
の由来は次のように伝えられている。
その近くに住む放蕩者の若者が、若い娘を手ごめに
して、まずその名前をたずねると、娘はマリアと答
えた。彼はわが救世主の御母である聖処女の御名に
非常に強い敬虔の念に打たれ、ただちに女を追い返
したばかりでなく、その後の一生を贖罪に捧げた。
そしてこの奇蹟のために若者の家のあった場所に
ノトル・ダームに捧げる礼拝堂が建立され、それが
のちに今日見られるような寺院となったのである。」

<音楽の力>
「ピュタゴラスは、あるとき、一緒にいた若者達が
祭りの気分に浮かれて、貞淑な子女の家を荒らしに
行こうと企んでいるのを察して、踊りの伴奏をして
いた女に命じて調子を変えさせ、荘重で、厳粛な、
長々格の音楽を弾かせた。そして、いつの間にか彼
らの血気を眠らせて取り鎮めた。」

人名によらず、企業名、商品名など、よい名前を
もつことは大切である。
「ソクラテスも、子供にいい名前をつけてやるこ
とは父親の大いに心すべきことだといっている」


panse280
posted at 21:13

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