2005年02月17日

モンテーニュに従いて

アンドレ・ジイド1869-1951
Andre Gide

「モンテーニュに従いて」

「(エセー)第1巻第53章には、実にパスカルを誘い
出すかと思われる数行がある。
「我々が、もしたまたま自己を眺めることに興を覚え
た結果、他人を検討したり、自己以外の事物を知るた
めに用ふる時間を、我等自身を量るために当てるなら
ば、我々は容易に、我等の全構造がいかに脆弱な崩れ
やすい断片によって組み立てられているかが判るであ
ろう」と。」


「「この世にプラトンがいることを知らなかった以前か
らプラトン主義者であった。」と彼(モンテーニュ)自
ら書いている。これと同じく、私(ジイド)もまたモン
テーニュ主義者であったわけである。」

「モンテーニュは「ドン・キホーテ」(1605年)を読む
ことが出来ないで死んだ。(1592年)かへすがへすも残
念なことだ!この書物は彼のために書かれたものである。
この書物は今まで誰もこれを注意し言及しなかったのが
不思議に思えるほど、彼に似ているのだ。」


panse280
posted at 19:16

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