2005年01月16日

「ネイチャー」掲載数 世界一の日本人

907f5e31.gif南方熊楠1867-1941
kumagusu minakata

「南方熊楠「ネイチャー」掲載数 世界一」

昭和天皇に粘菌の標本をキャラメルの箱に入れて
御進献した男である。

昭和天皇御歌碑
「雨にけふる 神島を見て紀伊の国
 生みし南方熊楠を思ふ」

南方の博覧強記ぶりは、広く知られていることだ
が、2005.1.15 朝日新聞夕刊「科学劇場」(内山
幸男)に、”へ〜!”という記事があった。


英国「ネイチャー」米国「サイエンス」への掲載
は研究者の夢であるらしい。
ネイチャーの日本特派員だったアラン・アンダー
ソンは「1985年に調べたところ、1人で書いた論文
の掲載数では、(熊楠が)世界の誰よりも多かった」
という。
(生涯に約50本の論文が載った)

熊楠もすごいが、どこの馬の骨ともわからない日本人
の論文を掲載した「ネイチャー」紙も大したものだ。

<熊楠に守られた自然>
熊楠によって守られたものに、神島、那智の原生林、
野中の一方杉、八上神社、田中神社・・・など、多く
の自然があります。
柳田国男と熊楠の協力は感動ものである。

panse280
posted at 10:16

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