2004年06月17日
評価が真っ二つに分かれる作家
清涼院流水1974-
ryusui seiryoin
「評価が真っ二つに分かれる作家」
処女作「コズミック」をはじめとする彼の作品
キャラクターは、コミケ(コミックマーケット)
でも抜群の人気を誇っている。
この作家は、10代の読者に強い支持を受けて
いる反面、先行するミステリー作家たちの反発
を買っている。
今、ミステリー新世代は、京極夏彦、森博嗣
そして、清涼院流水であり、その共通項は、
”萌え要素”である。
新世代3人の中で、最も批判されているのが
清涼院流水氏である。その名前も、一番いかがわしい。
コズミック流
ryusui seiryoin
「評価が真っ二つに分かれる作家」
処女作「コズミック」をはじめとする彼の作品
キャラクターは、コミケ(コミックマーケット)
でも抜群の人気を誇っている。
この作家は、10代の読者に強い支持を受けて
いる反面、先行するミステリー作家たちの反発
を買っている。
今、ミステリー新世代は、京極夏彦、森博嗣
そして、清涼院流水であり、その共通項は、
”萌え要素”である。
新世代3人の中で、最も批判されているのが
清涼院流水氏である。その名前も、一番いかがわしい。
コズミック流
清涼院流水氏の文章は、立体的で、ある時は、ニーチェの「ツアラツストラはかく語りき」を彷彿させる。
(例:「カーニバル」の由比賀独尊(ゆいがどくそん)キャラなど)
それは、大傲慢(好ましい自信として)なる視点の高さからきている。
彼の文章から立ち上がってくる精神は、赤川次郎や羽生名人とどこか似ている。
つまり、若年層から支持される明快さと、新時代の感性である。
そして、この「新しさ」は、京極、森両氏にはないものである。
”考える愉しみ”としては、評価が分かれる、ということ自体が、興味津々なのである。
追記:舞城王太郎と清涼院流水は、一体どんな関係?(九十九十九)
(例:「カーニバル」の由比賀独尊(ゆいがどくそん)キャラなど)
それは、大傲慢(好ましい自信として)なる視点の高さからきている。
彼の文章から立ち上がってくる精神は、赤川次郎や羽生名人とどこか似ている。
つまり、若年層から支持される明快さと、新時代の感性である。
そして、この「新しさ」は、京極、森両氏にはないものである。
”考える愉しみ”としては、評価が分かれる、ということ自体が、興味津々なのである。
追記:舞城王太郎と清涼院流水は、一体どんな関係?(九十九十九)