2004年12月14日

天下無敵の再生力

「プラナリア」

切っても切っても再生する、おもろい奴。


Dugesia japonica
和名
ナミウズムシ
英名
Planaria

プラナリアは扁形動物門 渦虫綱に属する生物種の総称。
体表に繊毛があり、この繊毛の運動によって渦ができる
ことからウズムシと呼ばれる。
淡水、海水および湿気の高い陸上に生育する。

著しい再生能力を持つことから、再生研究のモデル生物
として用いられる。


<プラナリアの特徴>
1 切っても切ってもプラナリアになる。
2 切れて増える。
3 エサをあげなくても死なない。
4 有性化して卵で増えることも可能である。
5 無性生殖と有性生殖を条件によって切り替えることが出来る。
6 体腔、肛門を持たない。
7 脊髄のないかご状神経系を持ち、目は杯状眼でありレンズがない。
8 雌雄同体である。

<余談>
「プラナリア」山本 文緒 著

26歳の春香は二年前、乳ガンで右の乳房を失った。
春香は「生まれ変わるならプラナリアがいい」と言う。
プラナリアは二つに切っても、三つに切っても再生してそれぞれ
に生きていく。プラナリアだったら、乳ガンで取った胸も生えて
くるかなあ・・・。


panse280
posted at 20:13

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