2007年12月03日
真の宗教(ゴッホの手紙)
村岡正明 編
masaaki muraoka 1948-
「日本絶賛語録」(6)
<真の宗教>
「日本の芸術を研究してみると、あきらかに賢者
であり哲学者であり知者である人物に出合う。
彼は歳月をどう過しているのだろう。地球と月との
距離を研究しているのか、いやそうではない。
ビスマルクの政策を研究しているのか、いや
そでもない。彼はただ一茎の草の芽を研究している
のだ。
・・・・
いいかね、彼らみずからが花のように、自然の中に
生きていくこんなに素朴な日本人たちがわれわれに
教えるものこそ、真の宗教とも言えるものではない
だろうか。」
(ゴッホ「ゴッホの手紙(中)」岩波文庫)
<全国民に浸透している美意識>
「他の国では、有能で鑑賞眼のある人たちのあいだ
にのみ、美を味わう能力が見られるが、この国では、
全国民のあいだにそれがひろがっている。」
(タゴール1861-1941「タゴール著作集第十巻」)
masaaki muraoka 1948-
「日本絶賛語録」(6)
<真の宗教>
「日本の芸術を研究してみると、あきらかに賢者
であり哲学者であり知者である人物に出合う。
彼は歳月をどう過しているのだろう。地球と月との
距離を研究しているのか、いやそうではない。
ビスマルクの政策を研究しているのか、いや
そでもない。彼はただ一茎の草の芽を研究している
のだ。
・・・・
いいかね、彼らみずからが花のように、自然の中に
生きていくこんなに素朴な日本人たちがわれわれに
教えるものこそ、真の宗教とも言えるものではない
だろうか。」
(ゴッホ「ゴッホの手紙(中)」岩波文庫)
<全国民に浸透している美意識>
「他の国では、有能で鑑賞眼のある人たちのあいだ
にのみ、美を味わう能力が見られるが、この国では、
全国民のあいだにそれがひろがっている。」
(タゴール1861-1941「タゴール著作集第十巻」)